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1.酪農と酪農技術の基礎と応用
総合 経営 応用技術
■総 合 |臨時増刊号|
【臨時増刊号】




(PDFファイル:1.2MB)

お産と哺乳は一生を左右する!
哺乳子牛の飼養管理を総点検
〜お産に適切に対応し、子牛をより健康に育てるために〜

いかなる牛でも、その第一歩は分娩(お産)そして哺乳から始まります。その第一歩の管理は極めて重要であり、それがその牛の一生を左右することになります。大切な子牛たちが健康に育ち、将来の後継牛として活躍してもらうために、第一歩の管理である哺乳期に焦点を当てて総点検します。

○2007年10月発行 B5判・126頁 定価3,800円(本体3,619円)

【お詫びと訂正】
P.18中の写真7と写真8のキャプションを誤って逆に掲載しておりました。読者の皆様と関係各位に多大なるご迷惑をおかけいたしました。謹んでお詫びして申し上げます。
《もくじ》
1 お産の心得と分娩管理 
磯 日出夫(栃木県/磯動物病院・院長)
牛のお産は酪農家自ら行うことがほとんどである。生命誕生の瞬間に立会い、笑顔と微笑ましい子牛の鳴き声を味わいたい。事故もなく、より安全に分娩を行うための管理について解説する。
2 初乳のお話し――良い初乳をきちんと飲ませましょう!
山田 裕(栃木県/磯動物病院)
母牛の胎内(無菌)ですくすくと育った子牛にとって、外界は病原体がうじゃうじゃしている戦場といっても過言ではない。無防備で生まれてきた子牛に鎧(免疫)と武器(白血球)を持たせて、感染症と闘って勝たせることが初乳の役割だ。初乳の大切さを見直し、給与方法などを再チェックしよう!
3 健康で丈夫な子牛を育てるための栄養・飼養管理の再チェック
武中 慎治(メイプルズクレスト コンサルティング サービス)
酪農情勢がますます厳しくなるなか、哺育・育成コストの低減、初産分娩月齢の短縮など、哺育・育成分野の効率を高めることが収益性を改善する大きなポイントとなる。子牛の健康に重要な影響を与える乾乳期、分娩時の管理方法、哺乳技術の基本的事項について解説する。
4 子牛の下痢の種類と症状、農場でできる対処法・予防法は?
大越 なつき(十勝NOSAI・南部家畜診療センター)
子牛が下痢をしたときには、できるだけ早く、そして的確に対処しなければならない。しかし、下痢をさせないような飼養管理こそが健康な後継牛をつくる近道だ。子牛の下痢の種類と症状、そのときの対処法、そして何よりも下痢の予防法を頭に入れておこう。
5 乳牛におけるワクチンの重要性と接種時期
今野 泰博(前・北海道網走家畜保健衛生所)
ワクチンはどのくらいの月齢から接種すればいいか? どのような種類をどのような間隔で接種すればいいか? ワクチンを理解し、有効に使うためにワクチンの知識を整理する。
6 子牛の集団哺育農場における衛生プログラム指針について
小原 潤子(北海道立畜産試験場・感染予防科)
子牛の集団哺育農場では複数の呼吸器病の原因菌が存在し、見かけは健康な子牛たちでも、ストレスが加わることにより呼吸器病が集団発生する可能性がある。子牛の集団哺育農場における疾病の発生要因と疾病を予防するための対策を検討し、現場事例を参考に衛生プログラム指針を示す。
7 携帯テレビ電話を活用した牛の分娩監視システムについて
山科 一樹(富山県農業技術センター 畜産試験場・酪農肉牛課)
畜舎から離れたどのような場所からでも分娩予定牛を監視でき、かつ分娩が始まれば即座に農家にそれを通知してくれる、しかも「複雑な操作がいらず、誰もが使える」システムが開発された。牧草等の播種・収穫等作業等で忙しいときや、他の用事で牛舎から離れなくてはならないときでも、気にすることなく出かけることができるし、夜中に起きて牛舎へ監視に出向かなくても、枕元に携帯電話をおいておくだけで、分娩が始まれば携帯電話が起こしてくれる。
8 臍部の消毒と臍帯に起因する疾病
本田 学(NOSAI石川・家畜診療所)
ある乳用子牛の市場での調査で、生後1カ月齢までの約12%に臍の外観的異常があったと報告されている。また、下痢や肺炎や関節炎の原因の一つに、臍の細菌感染が関与しているという報告もある。分娩時の子牛の衛生のなかでも基本となる、臍の消毒と疾病について考える。
9 カーフハッチをより上手く使うために 〜現場で見られる問題・課題〜  
曽根 保尚(網走農業改良普及センター・清里支所)
カーフハッチで子牛を飼養することには多くの利点がある。その利点を活かすためには適切な施設デザインが出発点になる。そして、ハッチの特徴を活かし、目的を意識した管理作業が不可欠である。
10 カーフハッチの洗浄と消毒
横関 正直(食品・環境衛生研究所 主宰、農学博士・技術士)  カーフハッチは、子牛を移動した後には適切な洗浄消毒により清浄化することが重要だ。では、どのように洗浄消毒すればよいのか。効果的な方法を、試験結果を交えながら解説する。
11 酪農家のための和牛の哺育管理について
松本 大策(鹿児島県/泣Vェパード中央家畜診療所・代表取締役)
和牛子牛の哺育・育成の目的は、肥育農家が高値で取引してくれる子牛を育てることである。そのためには、優良肥育農家が好む「骨格の良い、過肥でなく筋肉質な、肩幅があって、腹起きの良い子牛」を育てなければならない。この目標を常に確認しておくことが、哺育・育成の一つのコツとも言える。
12 あなたが使っている代用乳の特長はこれです   
@全国農業協同組合連合会(JA全農) A全国酪農業協同組合連合会(全酪連) B明治飼糧梶@C森永酪農販売梶@D雪印種苗

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