第40回宇都宮賞 久保氏(札幌)・江上氏(弟子屈)・佐々木氏(別海)を表彰

2008/3/1 土曜日

Filed under: — djito @ 21:21:58 業界情報

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北海道酪農の最高栄誉である宇都宮賞の表彰式が3月1日に札幌市内で行われ、関係者120人が出席した。
今年度の受賞者は、札幌市の久保嘉治氏(酪農指導の部)、弟子屈町の江上健一氏(酪農経営の部)、別海町の佐々木義隆氏(酪農経営の部)。三氏の功績の概要は以下のとおり。

久保嘉治氏(73歳)
帯広畜産大学名誉教授、元・酪農総合研究所所長。
農地開発が盛んに実施されていた北海道を研究フィールドにしていたこともあり、独自の農村地域計画法を提案し、具体的な課題解明にあたった。この手法を応用して、根釧新酪農村建設計画や天北地域の農業開発、畜産基地開発事業等を方向付けるうえで重要な提言を行うとともに、農村開発に大きく寄与した。農業経営学ならびに農業経済学の分野において先駆的な業績をあげ斯業の発展に貢献するとともに、国内外の酪農界に多数の有為な人材を送り出し、また酪農生産基盤の充実のため、生産現場にも頻繁に足を運び、経営指導・相談に積極的に取り組むなど、北海道ならびに日本酪農発展に大きく貢献した。

江上健一氏(69歳)
乳牛107頭(経産牛67頭)。
昭和62年農業委員に選ばれ、現在まで農地行政の適正な運営に努め、とくに農地移動の適正化と農地の有効利用を促進し、「いい経営は、土づくりから」を理念に担い手農家の育成や農村花嫁対策、実習生の斡旋等に尽力してきた。また、指導農業士、釧路地方農業委員会連合会会長、農業会議員として管内農業の発展を基盤として、北海道農業全体の発展に目を向けた努力を続け、釧路管内農業経営の牽引役として尽力してきた功績は多大なものがある。

佐々木義隆氏(65歳)
乳牛184頭(経産牛114頭)。
平成10年に上春別農協代表理事組合長に就任後、乳検組合長にも就任し、「乳質改善に不利益なし」を基本に乳検加入率85%に高め、「生菌・体細胞数削減運動」を展開し、18年度には全道上位グループの仲間入りを果たした。平成13年には根室生産連および根室乳検連会長に就任し、乳検・後代検定事業普及推進をはじめ、乳牛改良事業や数多くの農業関連団体・会社の役員にも就任し、根室酪農の発展・安定のまとめ役として尽力した功績は多大なものがある。

コメント (2) »

  1. 宇都宮賞受賞おめでとうございます。
    貴兄の酪農に対する情熱に頭が下がります。
    今後も元気で益々のご活躍をご期待いたします。

    コメント by 西村達之 — 2008/3/1 土曜日 @ 22:29:25

  2. 宇都宮賞というのは、ご承知のとおり、北海道酪農の父といわれる宇都宮仙太郎翁の業績を顕彰し、かつ、継承されることを念願し、宇都宮賞を設けて功績者を表彰し、もって北海道酪農業の振興発展に寄与することを目的とする、とされています。

    受賞者のみなさんのご功績、そして酪農に対する情熱、まさに同賞の目的のとおりですね。
    本当に敬服します。

    コメント by Dairy Japan — 2008/3/2 日曜日 @ 8:59:21

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