
先週、千葉県内で酪農情勢の勉強会が開かれ、酪農家など約40名が集まりました。“見栄”や“恥”を捨てた真の現場の情報を持ち寄り、意見の交換をしようとするもの(主催:安全安心な国産牛乳を生産する会)。
単純に、近年高騰している飼料代に限らず、今後、若者も安心して取り組める酪農経営にするためには、まだまだ不備な施設や管理を含め、実際にどの程度の再投資が必要か、などを話し合いました。
二つの事例が検討されました。
一つは、RHA9161㎏で年間に生活費に回せる金額が約280万円。もう一つは、RHA8239㎏で、同約660万円。管理水準としては前者のほうがはるかに高いのですが、現状は後者のほうがお金に余裕があるという結果です。
両者の違いは、「その他経費(消耗品交換、授精、敷料や尿処理費など)」を生活費に回してしまうかどうかの差です。いってみれば、これらは牛に負担をかければ、いくらでも手抜きが可能な項目だから、農場差が一番出てくるところです。
これは一例ですが、その他経費を落として生活費に回している・・・現状ではこうした経営も多いと思われます。でも、それで来年、再来年の経営はどうなるのかな? やはり今は根本的に、乳価や収支構造をなんとかしていかなければならない時期ではないでしょうか。
関連ホームページ(安全安心な国産牛乳を生産する会)↓
http://www1.ocn.ne.jp/~mo-moo/top.html