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《2007年10月15日》

NO MILK NO LIFE
「日本の酪農を守ろう! 関東の酪農を守ろう!」
150人の酪農家と乳牛による緊急活動キックオフイベント開催

  関東生乳販連は13日、新宿ステーションスクエアを中心に「酪農理解促進・街頭啓発活動」を行った。この活動には関東を中心に150人の酪農家・酪農関係者が集結し消費者に酪農家の現状を訴えた。
 門谷廣茂氏(中央酪農会議専務理事)は、「日本の酪農は戦後目覚しい発展を遂げました。酪農家・関係者の努力により、規模を拡大し、新しい技術を導入し、乳牛の能力を向上させ、生産してきました。それにより、わが国の牛乳は100%国内で生産されています。牛乳はみなさんの食生活の改善の一助となっているということを誇りに思い、日本の酪農家はがんばってきました。現在酪農の生産現場では生乳の生産量が減退しており、またバイオエタノールの需要によりトウモロコシの価格が1.5倍となり飼料価格が高騰しています。そして飼料価格が高騰することにより生産コストが上がり、廃業する酪農家が非常に増え、危機的な状況です。日本の酪農を守るために、安定的に生産していくためには生産性の向上はもちろんですが、消費者みなさんの理解が必要です。酪農家の現状を知っていただき、ご理解・ご支援をいただきたい」と挨拶した。
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 生産者を代表して、2名の酪農家が現状を訴え、理解と協力を求めた。人見みゐ子さん(栃木県)は、「現在牛のエサとなるトウモロコシから原油不足ということで燃料を作っています。そのため牛のエサが値上がり、石油製品である資材も値上がりしています。私たちは毎日、美味しい、安全な、搾りたての牛乳を提供させていただいています。わが国の牛乳、酪農家を守るために消費者のみなさん、協力してください。美味しい・新鮮な牛乳を毎日召し上がってください。これからも誠心誠意、美味しい牛乳が食卓に届きますようにと願いながら搾乳させていただきます」と協力を訴えた。
 亀田康好さん(埼玉県)は、「私たち酪農家は飼料費の高騰、諸経費のコストアップで大変苦労しています。これから(冬に向けて)私たちの手取り乳価は下がりますが、飼料価格は下がりません。もう私たちの経営努力は限界です。精一杯美味しい牛乳を作るために品質向上に努めてきましたが、私たちの努力の限界を超えた以上みなさんにご理解をいただきたいと思っております。私たち酪農家はこれから消費者のみなさんに私たちの努力を伝えることによって、コップ一杯の牛乳をもう一杯飲んでいただく、そういった消費者理解をこれから進めていきますので、日本の酪農家、関東の牧場をぜひ応援してください」と理解を求めた。
 メイン会場の新宿ステーションスクエアでは、乳牛のふれあいタイムやクイズなどのイベントを行い、都会の真ん中に突然現れた牛に多数の通行人が足を止め、驚きの声を上げ、ふれあっていた。
 メイン会場でのイベントと平行して、新宿、渋谷、池袋、高田馬場、銀座、有楽町、上野、浅草においてパンフレットと「NO MILK NO LIFE」とメッセージが記載されたミニタオルを配布した。なかには詳しく現状を聞く一般消費者もおり、参加者は消費者の生の声を聞くことができ、有意義なイベントであったという声も聞かれた。
 このイベントを皮切りに全国で消費者に訴えるイベントが開催される。


関東を中心に150名の酪農家・酪農関係者が集結し、阿佐美昭一関東生乳販連会長の音頭で「日本の酪農を守ろう! 関東の酪農を守ろう!」と訴えた


【生乳需要の拡大のためにできること】
プラスワン牛乳運動