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《2007年03月22日》

田中義剛氏がチーズ作りの苦労話と今後の戦略を披露
酪農学園大学連続公開シンポジウム開催

 通算8回目となる酪農学園大学連続公開シンポジウムが3月20日に札幌市で開催された。
 「徹底討論・新しい日本酪農を求めて!」の2回目である今回は、「加工・流通、行政および研究からの課題を探る」をテーマに、@企業のサイドから/長谷川久仁夫氏(森永乳業)、A行政のサイドから/竹林孝氏(北海道農政部)、B研究のサイドから/岡本全弘氏(酪農学園大学)、C農家における加工・販売/田中義剛氏(花畑牧場)、D問題点の整理/干場信司氏(酪農学園大学)の5名による基調講演が行われ、その後、総合討論が行われた。
 十勝・中札内村の花畑牧場代表でありタレントでもある田中義剛氏は基調講演のなかで、生乳需要を高めようと去年、4tバルクを購入して、新たなチーズ作りに取り組んでいる様子を披露した。同牧場ではそれまで日量600kgの生乳でトムチーズを作っていたが、以来カチョカヴァロに悪戦苦闘しながら挑戦して、今や毎日約2tの生乳で1000個以上作って販売することに成功した。
 そして今度はモッツァレラに挑戦しているとのこと。「熟成チーズはフランスやイタリアのレベルはなかなかかなわない。だから北海道の一番品質の良い生乳でモッツァレラを作るべきだと思う。これはすぐにできて、翌日にはお金になる。ところが、本当に納得のいくモッツァレラを、しかも手作りで商品化するのはむずかしい。しかし、なんとしても、その手作りで付加価値を高めたい。大量生産はできないが、価格を高くしたい。そこに、われわれ個人のチーズメーカーの戦いがある」と語った。


【生乳需要の拡大のためにできること】
プラスワン牛乳運動