1月20日、兼松鰍ヘ、第2回兼松畜産セミナー「畜産物の安全とは? −最新の飼養ポイント− 」を開催した。セミナーには、畜産業界関係者約120名にもなる多数の参加者があった。
メインの基調講演では、東京農工大学・小久江栄一名誉教授の「家畜と動物薬にまつわる諸問題」、サイエンスライター・松永和紀氏の「正しい情報選択・発信の重要性 〜農産物の事例から〜」の2講演が行われた。
小久江氏は、動物薬の薬漬け畜産である間違ったイメージを否定し、動物薬は動物の健康を守るため、そして食の安全のためであることを提唱した。そのほかポジティブリストの非科学的な残留基準を正していかなければならないとした。
松永氏の講演では、氾濫するマスコミの話題性重視の偏った食の情報発信、また認識不足による誤解報道の現状が紹介され、それに躍らされないよう消費者は情報を取捨選択し、正しく判断することの重要性を強調した。このほか特別講演として豚に関する最新トピックなど3講演が行われ、いずれも充実した内容の重厚な講演であった。