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《2006年10月26日》

現場では跛行が正確に把握されていない!
ZENOAQ 酪農セミナー『蹄疾患、周産期疾病対策のひとつとして今からできる事』

ZENOAQ 日本全薬工業 DC事業部・北海道事業所 主催による酪農セミナーが10月25日、札幌市内のサツラク農協会議室で開催され、『蹄疾患、周産期疾病対策のひとつとして今からできる事』と題して、米国・ジンプロ社のマイク・T・サーハ博士が講演した。

 「米国での乳牛の淘汰原因は、乳房炎・乳器27%、繁殖成績27%、乳生産19%、跛行16%と報告されているが、跛行16%というのは過小評価である。なぜなら、跛行自体の認識が低いことと、繁殖や乳生産といっても、そもそもの原因が跛行である場合もあるからである」と博士は語った。
 また、跛行自体の認識が低いことを裏づけるものとして、酪農家に跛行牛の割合をたずねたら5.73%という回答であったが、その農場を専門家が調べたら22.11%であったというデータを紹介した。

 シンプロ社といえば、跛行の度合いをスコア化した『ロコモーション・スコアリング』でお馴染み。
 『ロコモーション・スコアリング』をおさらいすると、
スコア1:立っているときも歩行時も背線は平ら
スコア2:立っているときは背線は平ら:歩行時はアーチ状⇒乳量2%減!
スコア3:立っているときも歩行時も背線はアーチ状⇒乳量4%減!
スコア4:立っているときも歩行時も背線はアーチ状:1本または複数の肢をかばう⇒乳量9%減!
スコア5:立っているときも歩行時も背線はアーチ状:ある肢に体重をかけられない⇒乳量15%減!