《2006年7月24日号》

■あなたの牛群はどのレベルですか?                  平成17年度牛群検定成績速報より

 (社)家畜改良事業団は、平成17年度「乳用牛群能力検定成績速報」を公表した。
 現在、日本の酪農の最大の課題は、国際競争に耐えうる高品質で安全な生乳生産と生産コストの低減化を図ることだ。牛群検定成績を正確に読み取り、正しく分析し、的確な対応を早期に図ることで、酪農経営における経済的損失を未然に防ぐことができ、高品質、低コスト生産といった経営改善を図ることができる。皆さんも牛群検定に参加し、より良い酪農経営を目指そう。

全国平均乳量9121kg、乳脂率3.95%、乳蛋白質率3.25%、無脂固形分率8.75%

 牛群検定は全国1万929戸、57万335頭で実施された。これは全酪農家の42.5%、全経産牛の54.5%である。検定牛頭数は、ここ数年間増加傾向で推移している。
 検定結果の状況としては、305日検定記録(立会検定・全国平均)の1頭当たり乳量をみると、全国で9121kgであり、ここ十数年連続して増加してきたが、前年度に比べ75kg減少した。北海道では9089kgと前年比112kg減少、都府県では9179kgで前年比8kg減少
した。昭和50年度5826kgから比較すると3295kg 増加しており、改良が進んでいることがわかる。
 乳成分率においては、全国で乳脂率3.95%、乳蛋白質率3.25%、無脂固形分率8.75%という結果であった。北海道と都府県
を比較すると、乳蛋白質率は同じだが、乳脂率と無脂固形分率は北海道が高く、乳脂率は北海道で4.01%と4%を超えている。

検定農家比率トップは宮崎県の73.8%

 検定農家比率は第1位宮崎県の73.8%(73.7%)、第2位鳥取県68.1%(84.3%)、第3位北海道65.4%(72.0%)、第4位福岡県64.1%(67.1%)、第5位鹿児島県62.8%(69.3%)と九州がトップ10に5県入っている。また中国地方も比較的高い。

詳細は、8月下旬に家畜改良事業団から発表される(http://liaj.lin.go.jp/

平成17年度牛群検定成績速報より