《2006年6月22日号》

■あなたの酪農経営にかかる期待、負担は大きくなる      畜産統計より

 農水省より畜産統計が公表された(表)。それによると平成18年2月1日現在の全国の乳用牛飼養戸数は2万6600戸で、前年に比べて1100戸(前年同月比4.0%)減少した(北海道は8590戸、同2.7%減)。その理由は、「規模拡大を図る農家がみられる一方、高齢化等により休廃業があったためである」とされている。飼養頭数は163万5000頭で、前年に比べて2万頭(同1.2%)減少した(北海道は85万6100頭、同0.2%減)。1戸当たり飼養頭数は、前年に比べて1.8頭増加して61.5頭となった(北海道は99.7頭、同2.6頭増)。

 平成18年度の計画生産数量は、販売基準数量である『基本枠』に脱脂粉乳対策枠である『特別枠A』を足した742万7088t。前年度から2.5%減となった(『特別枠B』を加えた供給目標数量は6月中に決定予定)。
 このまま戸数が減少していくと、1戸当たりの飼養頭数は増加していくことが確実である。今後、生乳を安定して供給するため、経営を維持するためには、各経営において“最適な経営規模”について検討しなくてはならなくなってくるだろう。長期展望に立った経営判断ができるようにしておかなければならない。

畜産統計(2006年2月1日)より