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牛乳生活情報ちょっと立ち読み:牛乳生活情報 vol.47
【牛乳生活情報 Vol.47】
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酪農乳業データブック
6月に農林水産省から17年3月1日現在の畜産統計が発表されました。この統計によると乳牛飼養戸数は2万6600戸と昨年を1100戸下回り、乳牛飼養頭数も164万1000頭と約4000頭減少しました。一方、1戸当たり飼養頭数はついに60頭を超え、北海道は99.7頭とほぼ100頭にまで増加しました。
こうした数字から読める酪農の現状は、ますます酪農家1戸1戸の生乳生産への責任と期待が強くなったということでしょう。
今後ますます、個々の酪農家の“プロ意識”向上が求められていきます。

乳牛飼養頭数は減少するものの1戸当たり飼養頭数はさらに増加

 表1に示す過去50年の統計の推移を見ると、日本の酪農家戸数は1963年の41万7600戸をピークに減少していることがわかります。3万戸を割ったのは4年前の2002年で、近年も緩やかではありますが減少傾向にあります。
 一方、乳牛飼養頭数は1986年の210万3000頭をピークに徐々に減少を始め、今年は164万1000頭にまで減少しました。
 図1は乳用牛飼養戸数と1戸当たり飼養頭数の推移を、図2は乳用牛飼養頭数、生乳生産量の推移をそれぞれグラフ化してものですが、図1に示すように、戸数、頭数ともに減少するなか、1戸当たり飼養頭数は堅調に増加しています。このことは、戸数の減少スピードが頭数の減少スピードに満たないことを示し、相対的に1戸当たりの頭数規模が拡大していることを示しています。

牛乳等向け処理量は減少、乳製品向け処理量は増加

 図3に示すように、平成16年度と平成17年度を比較すると各月で牛乳等向け処理量が減少傾向にあり、反対に乳製品向け処理量が増加傾向にあります。
 少子高齢化や競合他飲料の台頭などによって、牛乳類の消費が減退していると言われていますが、その減退スピードが生乳生産量の減退スピードより速く、結果として乳製品向け処理量が増加していることがわかります。

国産ナチュラルチーズ生産は堅調に推移(表2)

 農林水産省・牛乳乳製品課が5月に発表した「平成17年度チーズの需給表」によると、平成17年度のチーズ総消費量は16年度と比較して約4000t・1.5%減とやや減少したものの、国産ナチュラルチーズ生産量は全体で約1800t・15.2%増と大きな伸びを見せた。
 一方、輸入チーズはプロセスチーズ原料用が約1700t減、直接消費用も約9000t減となり、総量で約1万700t・5.2%減少した。
 このことは、国内チーズ総消費量に占める国産割合が高くなっていることを示しており、チーズの国際価格の高騰や国内でのチーズ生産への振興が功を奏し、輸入チーズをうまく置き換えられたことを示している。
 さらに、来年には大手3社がそれぞれ新工場の始業や新設備建設、設備増強を図るとしている。国も「国際競争力を持ち、今後期待できるのはチーズ生産」だとしていることから、今後ますます国産チーズ割合が高まることが期待される。

《詳細はVOL 47をご覧ください》
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