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平成17年は飲用需要の緩和が進んだ。また、平成16年から言われてきた脱脂粉乳の過剰在庫問題に加えて、どうやらバター在庫も余剰感が出てきた。
平成18年度に求められる生乳生産は、飲用需給を確実に満たしつつ(チャンスロスを防ぐ)、特定乳製品の在庫を積み増さない(脱脂粉乳についてはいま以上の削減)、まさに需要に即した生産体制だ。 |
農薬や動物用医薬品など、生産現場で使われるさまざまな薬剤、資材等について、これまでより一歩進んだ対応が求められるようになる。
生産者に求められる対応は、そうした薬剤、資材の適切な使用とその使用記録を記帳し、管理することだ。
食の安全・安心への要求が高まるいま、ポジティブリスト制度への対応は、食品事故から自分の経営を守るための自己防衛と、"国産牛乳乳製品”の信頼を向上させるために一丸となって取り組みたい。 |
ポジティブリスト制度の導入とあわせ、生産現場で生産履歴の記帳・記録管理が始まる。生産者=食品等事業者と位置づけられ、これまで以上に生産への責任が高くなってきた。
そして、記帳・記録管理のスタートにあわせ、生乳生産における「管理基準」と「重点管理基準」も設けられた。しかし、これらの基準とそれに沿った作業手順は、酪農の生産性を挙げるために取り入れたい技術でもある。 |
最大にして永遠のテーマである需要拡大。単年度ではなく長期の目で需要を考えていきたい。もうこの問題は、乳業者や団体だけのテーマではない。生産者もミルクチェーンの1人として、供給したものの需要を喚起させることを一緒に考える場面に直面している。
これから国際化を迎え、国際競争のなかに晒されることは想像に難くない。将来にわたる日本の酪農を守り、築くためにも酪農乳業全体で取り組みたい。 |
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