フリーストール牛舎導入が足踏み状態に
北海道農政部畜産振興課がまとめた『新搾乳システムの普及状況について』によると、道内搾乳農家数7909戸のうち、フリーストール牛舎を導入している酪農家は2月1日現在で1458戸(18.4%)、ミルキングパーラーを導入している酪農家は1339戸(16.9%)だった。
フリーストール牛舎導入の推移は、平成16年までは1年間に平均約80戸の伸びを示していたが、16年以降は鈍化し、16〜17年は+45戸、17〜18年は+4戸となっている(表1)。
ミルキングパーラー導入の推移は、フリーストール牛舎と同様に16年以降は伸びは鈍化し、16〜17年は+47戸、17〜18年は10戸となっている。
ちなみにミルキングパーラーの型式別導入戸数は、ヘリンボーン型が最も多く(37.7%)、次いでヘリンボーン型(21.0%)、アブレスト型(20.9%)となっている(表2)。ロータリー型は49戸、搾乳ロボットは95戸(前年比+12戸)導入されている。
フリーストール・ミルキングパーラー導入戸数の伸びの鈍化は、減産という生産調整が影響していることが容易に想像される。脱脂粉乳の在庫問題が浮上し、「そのうち厳しい生産調整になりかねない」とささやかれてきた時期と動きが一致しているからだ。
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