北海道石狩管内のK牧場には、手作りの格安バンカーサイロがある。飼料タンクの足を支柱にして、アングルを上と下の2カ所に入れて強度を持たせ、近くの工場で使われていたパレットを張って壁材にしたもの。壁の縁(角部分)にはシートが破れないように、ビニールホースを付けている。 総工費は10万円弱で、そのほとんどは地面のコンクリート代だったという。
分娩後の搾乳はバケットミルカーで、6〜7日目に牛乳が出荷できるようになったらパイプラインミルカーで――というケースは多いはず。しかし、「分娩後の最初の搾乳からできるだけ、通常のユニット、パルセーター、しかも自動離脱装置という、同じ環境(装置)で搾りたい」と思った北海道石狩管内のTさんは、継ぎ手チーズ(T字パイプ)を使ってユニットのエアラインをバケットに合流させ、牛乳はバケットに入るようにした。 牛にとっては途中でシステムが変わることなく、離脱のタイミングにも慣れ、人は楽になり、とっても重宝している。ただし注意しなければならいのは、「システムによっては真空が干渉し合っていないかどうか調べる必要があります。干渉し合うとクロー内圧が変動します」とのこと。
岡山県の岸本牧場の飼料タンクは、鉄塔の幅が狭く、フロントローダーが使えない。そこで、飼料タンクから取り出した単味飼料をミキサーに投入できる鉄製の飼料箱を作った。 飼料タンクは、取り出し口の取っ手を引いて飼料を取り出す。岸本さんは、この飼料タンクにヒントを得て、飼料箱の下に取り出し口(取っ手を押せば飼料が出る)を作った。ミキサー上まで飼料箱を押し上げ、フォークリフトの運転席で飼料箱の取っ手を押せば、ミキサーの中に飼料が出せる。
北海道根室管内のN牧場は、哺乳バケツを洗う流しの横に、便利なブラシ掛けを設置している。これがあるとブラシが整理整頓できて、いつも清潔!
群馬県S牧場の育成・乾乳牛舎は、屋根付きフリーバーン牛舎。地表は、飼槽側を低くして、パドック側を高くしている。こうすることで、スタンチョンや給水施設のある飼槽側が泥濘化しても、牛の休息場所はいつも乾いている。敷料なしで、糞の掻き出しは半年に1回で大丈夫。
フリーストール方式を採用する岡山県の山中牧場は、待機場の天井にシャワーと換気扇を取り付け、シャワー(散水)と送風を組み合わせた暑熱対策を講じている。汚水は浄化装置で処理している。
株式会社デーリィ・ジャパン社 〒162-0806 東京都新宿区榎町75番地 TEL 03-3267-5201/FAX 03-3235-1736 E-mail:milk@dairyjapan.com
Copyright (C) 2007 Dairy Japan Corporation. All Rights Reserved.
個人情報保護方針|サイトマップ
DairyJapan.comに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。 すべての著作権はデーリィ・ジャパン社および情報提供者に帰属します。